夕方、ふと鏡を見たときに、「なんだか前髪や根元がペタっとしている…」「頭皮が脂っぽい気がする…」とショックを受けたことはありませんか?お気に入りのカラーやパーマ、毎日のスタイリングをバッチリ決めていても、根本のベタつきや頭皮のニオイが気になると、一日の気分にも影響してしまいます。
しっかりシャンプーをしているつもりなのに皮脂がたくさん出てしまう場合、実は「毎日のケア」に原因が隠れているかもしれません。
今回は、頭皮の皮脂量が多くなってしまう原因や、健やかな頭皮環境を育むための正しいケア方法について分かりやすく解説します。
そもそも頭皮に皮脂が必要な理由とは?
ベタつきが気になると、「皮脂なんてなければいいのに」と感じてしまうこともありますが、実は皮脂は頭皮にとってなくてはならない大切な存在です。
頭皮における皮脂の主な役割
・頭皮を乾燥から守る(バリア機能)
・外部の刺激(紫外線や摩擦など)から頭皮を保護する
頭皮も肌と同じ皮膚でありで、乾燥するとダメージを受けやすくなります。特に頭皮は、体の中で最も高い位置にあるため、一年を通じて直射日光や紫外線にさらされている過酷な部位。うるおいを逃さないように、皮脂でバリア(保護膜)を作る必要があるのです。
【地肌の豆知識:頭皮の皮脂腺密度はTゾーンと同じ約2倍】
頭皮は体の中でも顔のTゾーン(額など)と同じように「皮脂腺」が非常に密集している部位です。そのため、頭皮の皮脂量がある程度多くなってしまうのは、構造上「自然なこと」でもあります。大切なのは、皮脂を敵視してすべて排除することではなく、「適切な保水バランスにコントロールすること」です。
頭皮の皮脂量が多くなり、ベタつく3つの原因
もともと皮脂が出やすい頭皮ですが、必要以上にギトギトしたベタつきや重さを感じてしまうのには、日々のケア習慣や生活習慣が関係しています。主な原因は次の4つです。
①スタイリング剤やシャンプーの「洗い残し」
シャンプーのすすぎ不足や、ワックスやヘアバーム・ヘアオイルなどのスタイリング剤に含まれる油分やポリマーが頭皮に残ったままだと、頭皮から出た皮脂と混ざり合い、時間の経過とともに酸化して頑固なベタつきやニオイの原因になります。
②洗浄力の強すぎるシャンプーでの「洗いすぎ」
すっきりさせたいからと、洗浄力が強すぎるシャンプーでゴシゴシ必要以上に洗うのは逆効果。頭皮に必要な最低限の皮脂バリアまで奪ってしまうため、頭皮が乾燥を感知し、「もっと皮脂を出して守らなければ」と過剰に分泌を促してしまう悪循環(インナードライ)を招くことがあります。
③生活習慣の乱れ
食生活や睡眠不足も、実は頭皮の皮脂量に関係しています。
睡眠不足:睡眠中に分泌される成長ホルモンは、頭皮を含む肌のターンオーバー(生まれ変わり)を促すといわれています。睡眠が不足すると頭皮のバリア機能が低下し、皮脂バランスが崩れることに。
脂の多い食事:揚げ物やファストフード、スイーツなど、脂質や糖質の多い食べ物を好んで摂取していると、皮脂の分泌バランスに影響を与え、地肌のベタつきへと繋がりやすくなります。
頭皮の皮脂を穏やかに整える正しいヘアケア方法
頭皮のベタつきが気になるなら、まずは毎日のヘアケアを見直しましょう。今日からすぐに実践できる2つの方法をご紹介します。
①ぬるま湯(38℃前後)で「丁寧な予洗い」とシャンプーをする
熱すぎるお湯は、頭皮に必要な油分まで一気に洗い流してしまい、乾燥と皮脂の過剰分泌を引き起こします。予洗い・シャンプーをするときは、38℃前後の「少しぬるいかな?」と感じる温度がベスト。また、シャンプーをつける前に、ぬるま湯だけで1〜2分ほど髪と頭皮をしっかり流す「予洗い」をすると、水溶性の汚れや汗の大半をあらかじめ落とすことができ、シャンプーの泡立ちにも影響します。
②ドライヤーで根元からしっかり乾かす
「暑いから」「面倒だから」と、お風呂上がりに髪を自然乾燥させていませんか?頭皮が濡れたままだと、地肌の常在菌バランスがくずれ、ニオイやベタつきを悪化させる原因になります。タオルドライをした後は、まずは地肌(根元)に風を届けるイメージで、ドライヤーを使って速やかに乾かしましょう。また熱ダメージを避けるために、一か所に当て続けずに、熱を逃がすように髪を揺らしながら乾かすのもポイントです。
地肌を健やかに整える「頭皮クレンジング」という選択
「毎日ワックスやオイルをしっかり使うから、落としきれているか不安」「予洗いだけではすっきりしない」という方は、週数回~毎日の習慣として「頭皮クレンジング」を取り入れるのも1つの手。毎日の洗顔だけでは毛穴の黒ずみが落ちにくいのと同じように、頭皮の毛穴に詰まった頑固な皮脂や、髪に蓄積したスタイリング剤・トリートメントは、通常のシャンプーだけでは落としきれないことがあります。
sunalでは、いつもの「シャンプー前の予洗い」のタイミングにスマートに取り入れられる、「頭皮・髪専用のクレンジング美容液」をご用意しています。
頑固な蓄積汚れを優しく浮かせる
予洗いやシャンプーを弾いてしまうハードワックスやヘアバームの油分、ポリマーと混ざった皮脂を、摩擦をかけずにすっきり落としやすい状態へと導きます。
うるおいのバリアを守る
地肌に必要な本来のうるおいは残しつつ、酸化した余分な皮脂汚れ・蓄積汚れをクリアに。
摩擦負担を抑える
乾いた状態の頭皮と髪にそのままなじませられるため、水を含んでデリケートになった髪同士の摩擦を抑え、優しく洗い流せます。
カラーやパーマ、毎日のスタイリングで負担がかかりがちな頭皮や髪を労りながら、毛穴を整えすっきりと「素の状態」へとリセットします。生活スタイルに合わせて、ぜひ取り入れてみてください。
正しいケアで頭皮のうるおいバランスを整えよう
頭皮の脂っぽさやベタつきが気になるなら、毎日のケアの見直しが大切。シャンプー時のお湯の温度や髪の乾かし方はもちろん、洗う前にまず整える頭皮クレンジングという選択肢を取り入れて、大切な地肌と素髪のバランスを心地よく整えてみてはいかがでしょうか。
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